アレルギー性鼻炎とは
 くしゃみ、鼻水、鼻づまりを症状とし、アレルゲン(抗原)に接触することで体に抗体が出来、また抗原に接触することで生じるアレルギー反応で鼻炎となる疾患です。
 
 治療としては、根治療法として減感作療法が以前は行われていましたが、定期的に注射を行なっていく方法となるため、現状では行う医療機関が少なくなっており、当院でも現状では行なっておりません。今後は舌下減感作療法という舌の下に抗原エキスを垂らして減感作を行う治療法が保険診療として行うことが可能になれば採用する予定です。
 
 通常の治療としては、最近では1日1回で24時間有効な点鼻ステロイド薬による治療を中心に、1日1−2回の眠くなりにくい内服薬を中心に行なっています。
 
 鼻閉が強い患者さんには炭酸ガスレーザーをアレルギー反応が弱い時期を中心に外来で行いますので、お気軽にお申し出ください。方法は鼻の粘膜に15分程度局所麻酔を行い、レーザーにて下鼻甲介粘膜を焼灼し鼻閉を改善します。費用は保険にて10000円程度となります。術後一時的に鼻閉や鼻出血などが生じる場合がありますが、2週間程度でなくなります。欠点としては、この治療は持続期間が数ヶ月程度と一回だけで終了するものではないこと、効果が人により異なるため、複数回行われる方もおられます。
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