嚥下痛とは
ものを飲み込むときに痛くなる場合
原因としては、風邪などの感冒(急性咽頭炎)、繰り返して高熱が出る場合は扁桃炎のことがあります。
扁桃の腫れがひどくなった場合に、扁桃の周囲に膿がたまり、更に悪化して咬筋という口を開けたり、
ものを噛んだりする筋肉まで炎症が及ぶと、ものを飲み込むときの痛みに加え、
口が開けにくくなることもあります。
更には、喉の下の方に炎症が及ぶと、息が苦しくなったり、ひどい場合窒息や縦隔という胸の奥まで膿が到達し、
生命に危険の生じることさえあります。
飲み込む時の痛みがいつもの風邪よりひどい場合、唾も飲み込めないくらい痛い場合は、
耳鼻咽喉科受診が絶対に必要になります。